【チバトレ・ベーシック Vol.2】ご参加ありがとうございました
2019年10月6日、晴天に恵まれた岩場日和の日曜日にご参加いただきありがとうございました。
今回はいつもと時間を変更し、夕方17時から開催した為か初めての方から、岩場帰りの方もご参加いただきました。さて、2部構成で開催されたチバトレですが、第1部は下半身、第2部は上半身にアプローチしたエクササイズを行いました。
下半身の可動域を向上させるためには、まずはどこの箇所を動かせばいいのかを意識することが重要であり、その箇所に対し、身体のなか直線ではなく三角形を作りましょうという内容でした。
9個の関節を連動させ、股関節であれば手の関節を起点にして肩からスムーズに動かせるかのセルフチェックから始まり、踵をつかんだ状態でのバランス、張力、内転筋、脚の親指、母指球でしっかりと地面を支えていることが第1部の大きなテーマでした。
母指球を意識し、内転筋、腸腰筋へ連動し歩くこと、立ち上がることは、遠いホールドへの距離出しが可能になるとのことです。日常生活の歩く動作もクライミングにつながる事の重要性を特に強く感じた第1部でした。
第2部は、A-Wearを使用した上半身を中心としたエクササイズです。上半身といっても、人の身体は上下で分離しているわけでないので、下半身も同時に動かすことも忘れてはいけません。
片手のみで上半身を動かすエクササイズは非常に難しく、腕力や肩の力で起こすのではなく、下半身からのアプローチも重要であることを痛感しました。座姿勢から、内転・外転のA-wearエクササイズは股間関節の柔軟性が向上するのが不思議な感覚で受講者からは好評でした。第2部の最後には、チバトレ式ヨガを行い、普段からバランスの悪い動きを改めて感じながら、頭も体もヘトヘトに疲れた講習でした。
100分・2部構成のチバトレ終了後には、KNOTの向かいの「凡才」さんで懇親会を開催。懇親会の席でも、顔の表情から痛みのある部分を指摘され、即興のエクササイズを実践すると痛みがなくなるという体験もしていただきました。
今回はヨガ&アスレチックインストラクターの鷲主さん、プロボウラーの安藤さん、R&Fオーナーの久保さんにもご参加頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
クライミングだけでなく様々なスポーツに有効なチバトレであり、クライマーにとっては、クライミングの奥深さ、難しさと楽しさを再発見できるチバトレは、一日両日で身につけることはできませんが、様々のアプローチから自身のクライミングスタイルを確立できる貴重な機会です。年内に開催できるように千葉さんと調整していきたいと思います。次回の開催もお楽しみに。
*参加者の方には復習用の動画を準備していますので、ご来店時にお声掛けください*